コストコで見つけた園芸で使える便利グッズ

商品名:AG BOX クリアシューボックス 4個セット
参考価格:4,880円(2025年5月14日現在コストコオンラインショップ価格)
サイズ:27×36×22
特徴:
- スニーカーをエレガントかつ効率的に収納します。
- 持ち物を汚れやほこりから守ります。
- マグネット閉じ具。
- 簡単に組み立てられます。
- 二つの開口部があります。
私は自宅近くのコストコでたまたま安売りしていたのを見つけ、4,390円で購入できました。一つ約1,100円です。
主に、スニーカーを収納する商品ですが、この商品実は園芸で大活躍します。
実際に組み立ててみると…

こんな感じです!!!うん、かっこいい!!
組み立ては、初めは少し戸惑いますが、一つ作れればその後はスムーズに組み立てることができ、10分程で4つ組み立てることができました。
素材は、PET素材(ポリエチレンテレフタレートの略で、ペットボトルや食品包装などに使われている合成樹脂)のため、組み立て時は傷がつかないよう、絨毯の上やバスタオルなどを引いて作業すると良いかもしれません。
透明度が高いため、注意しても指紋はやはり目立ちます…
これはしょうがないですね、こまめに拭き取ろうと思います。(絶対やらない)
さて、この商品を園芸でどのように使うかというと、観葉植物の室内栽培での室内温室として使用します。
室内温室とは

室内温室は室内で植物を育成するために使用する小型の温室です。
温室管理は、一般的なイメージではビニールハウスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ビニールハウスなどを使った温室での植物の栽培は、季節や天候に影響されにくく、一定の環境で植物の栽培を行えるというメリットがあります。
実際、室内で植物を育成していると室温や湿度を24時間それぞれの植物に合わせた環境に保つことは非常に難しいです。
そこで、室内に簡易温室を作ることで植物にあった環境を簡単に整えることができます。
特に、冬季や寒冷地で植物を育成する場合に重宝されています。
温室で植物を育てるメリット

安定した温度管理ができる
温室内は外気温より温度を上げることができるため、冬の寒さから植物を守り、越冬を助けることができます。
逆に、夏場は直射日光に当てすぎると温度が上がり過ぎてしますので注意が必要です。
湿度管理がしやすい
乾燥しがちな冬場は特に、加湿器を使用していたとしても湿度の管理は非常に難しいものです。
湿度を好む植物(ジュエルオーキッド、ベゴニア、アロカシア、フィロデンドロンなど)は調子を崩さず育成するためには湿度が必要な場合が多いです。室内温室を使用することで、一定の湿度を保つことができ植物が快適に育ちます。
弱った植物や植替え直後の植物に負担をかけずに育成ができる
寒さや時期外れの植替え直後など、何らかの理由で調子を崩した植物を室内温室に入れてあげることで、一定の温度と湿度の環境で負荷を少なく育成することができます。
私もよく、冬場に葉を落としてしまった植物や植替え時に根を傷つけてしまった植物を一時的に室内温室管理にし、復活を待ってあげることが多いです。
室内温室の注意点
適切な温度を保つ
室内温室の保温性は、私の住む北海道などで植物の越冬を手軽に助けてくれます。
しかし、真夏に直射日光の当たる場所ではあっという間に温室内の気温が上がり過ぎてしまいます。
30℃を超えた温度では、調子を崩してしまう植物も多いので注意が必要です。
夏場は光量を調整したり、定期的に換気を行うと良いです。
適切な湿度を保つ
室内温室は、普通の室内を比べると一定の湿度を保ってくれますが、密閉状態ではないため徐々に湿度は下がっていきます。
適度な水やりや葉水などで湿度を調整するか、温室内に加湿を入れると植物に最適な環境を作りやすいです。
通気性を確保する
室内温室では、通気性も重要となります。
特に夏場では、植物が蒸れてしまわないよう定期的に温室の扉を開けて換気し、空気を循環させることも必要です。
植物にサイズにあった温室を準備する必要がある
室内温室は、ホームセンターに小型のビニールハウスのような商品が売っていたり、DIYで自作される方もいます。
個人的には、市販されている室内温室はリビングに置くには少しダサい…
でも、カッコいい室内温室はかなり高額…
入れたい植物もたくさんし何を買えばいいのか迷う、という方も多いのではないでしょうか。
そんな方に、今回のクリアシューボックスは非常におすすめです!
実際に使ってみた
植替えてから調子を崩していたピンクプリンセスとジュエルオーキッド

アグラオネマ ピクタムと徒長気味のアロカシア ニンジャ

こちらも徒長気味のアロカシア グリーンベルベットとグリーンベルベット

部屋の温度20.4℃、湿度43%ですが、温室内は温度22.1℃、湿度73%です。
素材もかなり透明度が高く、綺麗!
このクオリティーで一つ1,100円ほどなので、ジュエルオーキッドやアロカシア、アンスリウムなどを育ててみたい方にはおすすめです。
類似商品
実は、類似商品が他の店舗からも出ています。
特に、SNSなどでバズっているのはこちらでしょうか。
どちらも品薄のようで、未だに売っているのを見つけられていません…
ダイソー
商品名:透明コレクションケース
サイズ:27×23×19.3
価格:500円
スリーコインズ
商品名:マルチ クリアワイドボックス
サイズ:36×27×22
価格:1,500円
結局どれがいい?
個人的には、小型の植物をメインに入れたい場合はダイソー
中型の植物も入れたい場合はコストコがおすすめです!
おそらく、スリーコインズとコストコの商品はほぼ一緒なのでは?
ぜひコストコに行かれた際にはチェックしてみてください。
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