観葉植物をあまり育てたことのない方でも、フィカスはなんとなく聞いたことのある植物ではないでしょうか。
お値段も手頃な品種が多く、インテリア性も高いため、室内のシンボルツリーとしても、コンパクトなインテリアグリーンとしても人気のある植物で、初心者におすすめできる観葉植物の一つです。
私の家でも、数多くのフィカスを育てています。最後にうちのフィカスたちもご紹介できればと思います。
特徴(種類)

フィカス(ゴムの木)は、クワ科フィカス属に属する植物の総称です。200種類以上あるとされています。品種によって様々なサイズ感や雰囲気を楽しむことができ、代表的な品種には、フィカス・ウンベラータやフィカス・ベンジャミンなどがあります。
非常に丈夫な植物で、初心者にも育てやすく、ホームセンターや100均でもよく見かけます
育成のポイント

フィカスは非常に丈夫で枯れにくく育てやすい植物ですが、より元気に生き生き育てるためには気をつけたいポイントがありますので解説してきます。
- 置き場所
- 水やり
- 温度
置き場所!

日当たりの良い場所に
基本的には日当たりの良い場所を好みます。あまり日光が足りないと葉が黄色や茶色に変色してしまうことがあるので、その場合は日当たりの良い場所に移してあげてください。
品種によっては耐陰性あり
基本的には日光が好きな植物ですが、明るい日陰でも問題なく育ってくれる品種もあります。窓のないトイレや玄関など、真っ暗になってしまうところは避けましょう。
また、ご自宅へ迎える前の環境が日当たりの良い環境だった場合は、最初は窓辺に置いてあげ、少しずつ日陰へ移してあげることでストレスを軽減させることができます。
斑入りは葉焼けに注意
直射日光に長時間当ててしまうと葉焼けの原因となってしまいますので、夏場はレースカーテン越しの光が理想です。
特に、斑入りの品種や葉が薄い品種は、直射日光には要注意
水やりの頻度

春〜秋
気温が上がるこの時期は、フィカスがたくさん成長する時期です。
土の表面が乾いたら鉢底から水が出るまでたっぷり与えます。日中に水やりをしてしまうと、真夏など高温の環境の場合は鉢内温度が上がりやすくなり、根にダメージを与えてしまいます。夏場は、早朝か夕方以降の比較的涼しい時間帯に水やりを行いましょう。
また、受け皿に溜まった水はこまめに捨てることも重要です。
冬
冬はそのほかの季節と比べ、成長が止まります。それに合わせて、水やりも控えめにしてあげましょう。根からの吸収も少なくなるため、土の表面が乾いていても、鉢内は十分水分が残っている場合が多くなります。土の表面が乾いてから数日後に水やりをする程度良いです。
私も、土の表面が乾いてから5日〜7日後くらいに水やりをしています。水のやりすぎは根腐れのリスクがあるので注意しましょう。
用土は何を選ぶ

フィカスの植え替え時期は、4〜7月の春もしくは9〜10月の秋頃が最適です。特に、新芽が出始める春がおすすめです。
根腐れさせないために
フィカスは水はけの良い用土を使うことをおすすめします。市販されている「観葉植物の土」を使用するのでも良いですが、そこに軽石を混ぜてあげたりするとより良いでしょう。個人的には、無機質の用土をおすすめします。
- 赤玉土(小粒)
- 鹿沼土(小粒)
- 軽石(小粒)
をブレンドすることで、水はけがよく、程よく水もちの良い用土になりますし、有機質系の用土よりもコバエ等の虫の発生も抑えられます。
肥料の与え方
冬の休眠期を越え、春に新芽が展開してきたら少しづつ肥料を与えましょう。観葉植物用の緩効性肥料を効果が持続するように与えます。効果の持続期間は製品によって異なりますのでチェックしてみてください。
私は、「ハイポネックス原液」を希釈して与えています。正直、与える頻度は適当ですが月に1〜2回くらい与えると、成長が早くなるのはもちろん、葉が鮮やかな緑になり喜んでいる気がします。
購入してきたばかりで環境が変わった後や植え替えを行った直後など根が弱っている場合は、2週間ほど様子を見てから肥料をあげましょう。
冬の管理
非常い丈夫なフィカスですが、寒さには強くない植物です。10℃以下になると葉を落としてしまいます。特に冷気の入りやすい窓辺に置いておくと夜〜朝方は冷えてしましますので、窓辺から話して室内の比較的暖かい場所に移してあげてください。
また、肥料も与えないようにしましょう。
冬場のネット購入は注意
我が家でも、以前真冬の1月にフィカスをネットで購入したことがありました。真冬に九州から北海道へ…過酷な移動だったのだと思います。生産者さんは丁寧に梱包してくださっていたのですが、自宅へ届いてから1週間でほとんどの葉が落ちてしまいました。移動中の室温が低すぎたのでしょう。
しかし、水やりを控え断水気味にしながら様子を見ていたら、春には元気に新芽を展開してくれました。丸坊主になってから2〜3ヶ月でこの状態です。強い子だ…葉が落ちてしまっても焦らず見守ってあげてください。
よくあるトラブルと対処方法

病害虫被害
フィカスは、病害虫の被害は少ない植物ですがハダニやカイガラムシの被害に遭うこともあります。よく観察し、万が一見つけた場合は殺虫剤等も活用してください。
ハダニ対策
ハダニは夏と乾燥している冬に発生しやすい害虫です。基本的に、葉の裏側にいますので定期的に観察してください。ハダニは水に弱いため、こまめに葉水をしてあげることで予防できますが、発見が遅れ数が多い場合には殺虫剤を活用してください。
我が家では、殺虫剤までは使用せず、シャワーで洗い流す対策をしています。
カイガラムシ対策
夏場はカイガラムシが発生しやすい時期になります。葉がベタベタしていたらどこからにカイガラムシがいる可能性が高いです。成虫になってしまうと耐薬性があり、薬剤での駆除が難しくなると言われています。そうなると、ピンセットや歯ブラシで駆除する必要が出てきてしまいますので、こまめに観察をし早めに対処することが重要です。
葉が丸まる
フィカスの葉が丸まる原因は、空気の乾燥と言われています。空気が乾燥すると蒸散を止めるため葉を丸めます。こまめに、霧吹きで葉水をしてあげてください。
葉が垂れる
フィカスの葉が垂れてくる原因は、根が水分や酸素を十分に吸収できない環境にある可能性があります。水やりすぎによる根腐れか、水切れの可能性が高いです。
常に土が湿っている場合や購入してから2〜3年以上植え替えを行っていない場合は、植え替えをしてあげると良いでしょう。
品種によって様々な雰囲気を楽しめる
フィカスと言っても、たくさんの品種があります。どれもインテリア性が高く、お部屋にあるとグッとオシャレで落ち着く雰囲気を出してくれます。
実際に私の自宅で育てている品種を紹介しますので、気になるものがあればご自宅へお迎えしてみてください。
フィカス・フランスゴムの木

『永遠の幸せ』という花言葉を持つ、とても育てやすいフィカスの定番品種です。この子が、昨年12月に届いてから葉をほとんど落としてしまいましたが、北海道の3月でここまで復活してくれました!
フィカス・バーガンディ、ルビー

左の葉が大きいフィカスがバーガンディ、赤い新芽と濃い緑色の葉が美しい品種です。1年半前にダイソーで購入し、ここまで大きくなりました。
右の葉が赤みがかっているフィカスがルビー、上の方の新芽の頃は赤みが強く、下葉になるとクリーム色になります。葉の色味の変化を楽しみがら育てることのできる品種です。斑入りの品種のため、直射日光を当てすぎると葉焼けしてしまいますので注意してください。
フィカス・ベンジャミン

サイズの大きなフィカスですが、シンプルな見た目で可愛らしい葉の形から、どんな場所やインテリアにも合わせやすく、お部屋のシンボルツリーとしても人気の高い品種です。
他にもたくさんの種類のフィカスがあります。それぞれ違った雰囲気でお部屋を彩ってくれます。基本的にフィカスは育てやすい品種が多いので、ぜひお家に迎えてみてください!
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